今日のマルタは雨で、肌寒く、どんよりとした天気です。
今日はマルタのBirzebbuga(ビルザブージャ)に位置する、古い洞窟 Għar Dalam (アール ダラム) をご紹介します。
洞窟とその博物館の規模は少し小さめですが、探検気分を楽しめます。
こちらは洞窟の入り口
中に入ります
小さな洞窟の中に鍾乳洞で見られるような柱もあります
外にはベンチがあり、休憩しながら自然を感じられます
また、施設内にはカートラッツ(Cart Ruts)と呼ばれる石に刻まれた長い線状のくぼみもあります。
このカートラッツは、古代人が、石を運ぶ際に使用したと言われていますが、なぜか海のあたりにも見られたりしているので、謎が残るものですが、マルタのあちこちで見ることができます。
こちらは全体的に小さな場所ですが、入り口に博物館が隣接しています。
骨のコレクション!
こちらの洞窟は、19世紀後半に発掘調査が行われ、動物の骨などが発掘された遺跡です。古生物学、考古学、生態学にとって重要な場所とされています。
50万年以上前の地層の最下部には、子象、カバ類、小哺乳類、鳥類の化石骨が見られ、その上の層には約1万8千年前の鹿の層、そして最上層は1万年未満頃で、その頃からマルタに人間が住んでいたことが証明されています。
マルタにも雪が降った時代があった事に驚きです。